カーネーション

水はカロリーゼロ?

最近は合成甘味料や砂糖が含まれていないにも関わらず「カロリーゼロ」と大きく書かれたペットボトルを見かけることもあります。

あまりにも当たり前の事に疑問を感じる人も少なくないでしょうが、本当に水にはカロリーが含まれていないのでしょうか。

結論から先に述べてしまうと、水にはカロリーはありません。
人の体に対してエネルギー源となるものは、糖質・脂質・タンパク質と言う三大栄養素のみです。
勿論、人間の体が三大栄養素だけで構成されている訳ではなく、ビタミンやミネラルなども必要になります。
このビタミンやミネラルは体の中の生理機能に欠かせないものですが、エネルギー源にはなりません。

エネルギー源にならないと言っても体内で合成することはせきないので、飲食物からのミネラル摂取はとても重要です。

そもそもカロリーは何をあらわす単位なのかと言うと、純水1mlを14.5℃から15.5℃までに上昇させることが出来るエネルギー量のことです。
栄養学ではキロカロリーとして用いられ、三大栄養素の中で一番エネルギーを放出するのが脂質で、1gあたり約9キロカロリーになります。
因みに糖質とたんぱく質は1gあたり約4キロカロリーだと言われています。

水が体内でどんな働きをしているのかと言うと、血液の中や細胞の中・周りに存在して必要な栄養素と老廃物を運び、体温や浸透圧の調整などに関与しています。
水そのものはあくまでも脇役のような感じに思われてしまうかもしれませんが、人と体の約60%は体液と呼ばれる水分で成り立っており、血液の半分は水から出来ています。

ダイエットを行っている方はカロリーを気にするあまり、水さえも口にしないと言う考え方に偏ってしまうことがありますが、水を摂らなければ心身を崩壊させます。
反対にカロリーゼロと言う事で、水だけでダイエットを考える人もいますが、水の大量摂取は腎臓を傷めつけてしまう恐れがあります。

人が一日に摂取する水分量は、飲食物も含め約2L(※)と記憶しておくとよいでしょう
(※食物の水分:800ml、水:1200ml)。