カゼインは食品添加物というよりは、牛乳に含まれる成分なのです!

初めて耳にする方もいらっしゃると思います。私も勉強するまで知りませんでした。

私たちは何の疑問も持たずに牛乳を飲んでいます。好きな人は毎日毎日かなりの量を飲んでいる人もいらっしゃいます。カゼインの前に、まずは母乳と牛乳の違いを理解されていますか。もちろん人の「乳」と牛の「乳」という違いではありません。

実は、(人にとっては)母乳の方が(牛乳に比べて)吸収されやすいのです。つまり、身体にやさしいのです。
当たり前といえば当たり前の話です。

牛の内臓・機能と違う人間が牛の乳を飲むわけですから、人によっては身体に合わない人がいるのは当たり前のことです。
牛乳を飲むと下痢をするというような人もいらっしゃいます。

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牛の乳である牛乳に含まれるのがカゼイン・・・人が飲んだら・・・?

縁起でもない話かも知れませんがお許しください。蛇の毒が人間には致命傷になっても、牛や馬などの大型動物にとってはならない場合があります。その大型動物の免疫力・分解能力等を利用してつくられるのが毒に対しての血清ですね。

牛が牛乳を飲む場合の分解能力と人間が牛乳を飲む場合の分解能力の差は、いったいどんなレベルなのでしょうね。母乳は分解できる人間ですが、牛乳は分解できない人もいらっしゃいます。分解し切れずにそれが毒素となってアトピー・アレルギーになる人もいるのです。私がそうでした!【体験からの情報提供です】

カゼインの特徴は?

カゼインは、牛乳のタンパク質の約80%を占める物質で、(人にとって)、腸の中で吸収されにくいものです。

一つ質問です。

夏の暑い日に、コップに牛乳をいれて半日から1日程度、室温でほったらかしにしておいたらどうなると思いますか。
・・・・・
間違いなく、夕方には臭くなっていることでしょうか。腐敗します。腐れるのです。

この時の室温って・・・たぶんに28、29、30℃といったレベルだと思います。

では人の身体の中は? どのくらいの温度(体温)でしょうか。
ズバリ、36.5℃ですね。夏の気温や室温よりもずっとずっと高いのです。

ということは、人の体内で吸収されない状態で腸にとどまっていたら・・・体内で腐敗・腐れる、というのは間違いありません。

牛乳が(カゼインが)体内・腸内で腐敗したら・・・

腸が吸収するモノが腐敗していたら、それを体内に取り込んだら・・・という世界です。

もしカゼインが腸の中でそのままだったら・・・

人間にとって消化吸収されにくいカゼインが、排出されないまま腸内にとどまっていたら・・・さらに、腸内でそのカゼインが腐敗した状態になったら・・・
やがて腸からその腐敗したカゼインが体内に取り込まれたら・・・

私は、これでアトピー・アレルギーになったのでは、と思っています。
今になって(もっとも当時はこういったレベルの情報はありませんでした)冷静に考えると何十年間も飲み続けたわけですから、カゼインとやらの影響で違う方向に体質改善してしまったということなのでしょう。

身体内で「毒」となっているカゼインが体内に吸収されていくわけですから、身体のどこにどんな影響がでるかは千差万別でしょうね。
人それぞれに、弱いところに影響がでてくることになります。
私は、両肘の内側・両膝の裏側、時々首回りといった場所に出現しました。

ということは、牛乳を飲む時には体調をみながら、体調と相談しながら飲むのが良いのかも知れません。

ついでに、このカゼインというものがどういったものに化けていっているか少しだけみてみると・・・乳化剤、安定剤、栄養補給・強化剤として使われています。
これからは(少しだけ)注意したいものです。

まとめ

私の場合は身長欲しさでの牛乳飲み過ぎで失敗しました。もちろんアトピー・アレルギーが発症したのは牛乳だけのせいではないかと思います。でも、大きな要因の一つだったのは間違いありません、と今では思っています。

言われてみると、そもそものが人間の何倍も体力がある牛の乳です。牛が分解できても、人間が分解できないのは当たり前の話ですね。

よく(ヨガなどをされる方から)牛乳も噛んで飲め、ということを言われたりします。これも一理ありますね。噛むことで分解が促進されるわけですから。

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