食品添加物の表示について(重さと順番の不思議)

私は甘いものが大好きです。チョコレート、あんこ系、洋菓子、和菓子・・・無差別に好きです。極端な話、甘いものを酒の肴にして焼酎を飲むことも可能です。まあ、何の自慢にもなりませんが。

あなたはどうでしょうか。甘いもの、お菓子・スナック菓子、スイーツ・・・ちょっとだけ待ってください。人工的につくられたりしたものは、流通しているものはいろんな食品添加物が入っています!
普通は考えたくもないですね。

今や最近の化学物質・化学薬品の世界は凄いです。芳香剤などを考えてみてください。レモンの香り、バラの香り、石鹸の香り・・・何でもつくりだせます。食べものでもいっしょです。食べものに香りをつけるのも食品添加物です。芳香剤などの香りに使われるものといっしょだとしたらどう感じますか。ただ、その濃度が違うだけかも知れません。

チョコレートイメージ画像

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食品添加物の表示について

最近の、しかも日本のお菓子は非常に美味しいですね。海外の人も絶賛します。
自分が日本人だからかも知れませんが、海外のチョコレートと日本のチョコレートを食べ比べると圧倒的に日本の方が美味しいです。

これはチョコレートに限った話ではありませんね。もちろんに日本のメーカーが日本人に合うように開発を進めてきたわけですから(ある意味)当たり前の話なのかも知れません。

同じようなのに、和牛があります。海外からの旅行客がステーキを食べると「和牛」の美味しさに感動したりする声も(テレビなどで)見たり聞いたりします。

それだけ日本のモノは美味しいのです。
美味しい ⇒ 人工的につくりだしている味もある ⇒ 化学物質が使われている可能性がある、ということも意識してみることが大切です。もちろん反対意見(そんなの気にしていたら何も食べれなくなるといったような意見)もあるかと思いますが、ぜひいちど立ち止まってみてはいかがでしょうか。

特に意識していただきたいのが、お菓子の世界です。
お菓子を購入したり、食べたりする時に包装に表示されているラベルをじっくりとみてください。
自然な食品を原材料としたものがどれくらいあるのか、ということをぜひチェックしてみて欲しいものです。

原材料のほとんどが、聞いたこともないような原材料であったり、食品添加物であったりしていることも多いものです。

実は、そんな食品添加物の表示については不思議な・面白いルール(決まりごと)があるのです。

食品添加物の表示・使用した量の4番目以降の原材料は表示しなくてもよい

ガイド案内ご案内役

原材料の重い方から数えて、4番目以降の原材料は表示しなくてもいいのです。

ということは・・・

原産地表示のところでも少し触れましたが、微調整すればいくらでも、どうにでもなる、という世界です。
つまり、表示義務を逃れるという観点にたてば(最初からそのつもりで)商品を開発すれば、不都合なものは表示しなくてもよいということになります。

もし悪徳業者などが偽装したら、仕組んだら・・・怖い世界です。

いくらルール・決まりで認められているからといって、そんなモノをずっと・継続的に体内に入れていたら・・・大人になった時に、あるいはある日突然(影響が)表面化してくるかも知れないのです。

同じようなルールとして次のようなものもあります。

食品添加物の表示で全体の5%未満の原材料は表示しなくてもよい

ガイド案内ご案内役

なんと、全体の5%未満の原材料は表示義務がありません。

ということは、一つ目の4番目以降は表示義務なしと、5%未満の表示義務なしを組み合わせると(2つの決まりごとを適用すれば)・・・
かなりのことができてしまうような気もします。どうにでもなりそうです。

それとあってはならないことですが、ウソを記載・表示されたら私たちはどうすることもできませんね。
それこそ内部の人間や業界の人間が(内部)告発しない限りは知るすべはありません。

美味しいもの、特にお菓子については、ぜひじっくと「ラベル表紙」をみるようにしてみてください。そして知らない・聞きなれない単語や言葉があったら、こまめにネットなどで調べてみてください。

それでも、表示されていない物質がある、ということです。

ここでは触れませんが、最初から表示しなくてもよい、とされている物質もある、ということだけは知っておいてください。量の問題ではなく、絶対に表示しなくてもいいですよ、というモノです。

うーん、となってしまいます。本当にいいのでしょうか。

まとめ

ここまでいろいろと食品表示や食品添加物の表示についてみてきました。何となくイメージがつかめましたか。
しっくりこない方もいらっしゃるかと思います。そうなんです、そんなモヤモヤした世界に私たちはいるのです。

この食品添加物の世界に、遺伝子組み換え作物・遺伝子組み換え食品が絡んでくると・・・もっと大変なことになります。何を信じていいか、という気持ちすら起こりえます。

いつの日か遺伝子組み換え食品については考察してみたいと思います。それこそ知らない方が良かったかも、となるかも知れませんけど。

知った上で、知り過ぎた上で判断・選択することが不幸になるかも知れませんが、お子さんやお孫さんのことを考えるならば少しでも知った上で避ける努力・意識が必要かと思います。

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