アルミニウムと健康被害

ミョウバン・・・どこまで知っていますか。

料理などをされる主婦の方だと結構知識があられるかも知れません。
また、化学の実験や夏休みなどの自由研究で結晶をつくったりしたことのあるお父さんもいらっしゃるかも知れません。

漬物の色落ち防止剤やあく抜き剤、膨張剤としても使われるみたいです。
いやいや、ミョウバン温泉という立派に健康に貢献する概念もあるじゃないか、と反論される方も多いのでは。

その他、殺菌作用(実は、これが怖いのですが・・・)や消臭作用もあるらしいです。
あっ、制汗作用もあるとのこと。
ということは美容面でも重宝されているということになります。

ミョウバンとアルミニウム

ところが、です。

このミョウバンには恐ろしい物質が含まれています。
その名も、アルミニウムです。
そうです、あのアルツハイマー病に関係があると言われるアルミニウムです。

一説には、アルツハイマー病の患者さんの脳にはアルミニウムが蓄積していたとか、
飲料水のアルミニウム濃度が高い地域の住民からアルツハイマー病の発症率が高かったといった文献があるそうです。

かたやその一方で、因果関係はない、という文献もあるそうです。

もっとも(悪いたとえですが)某○○細胞の発見を有名なネイチャー誌が掲載したということもありますから・・・
どれが(神のみぞ知る)真実かどうかはわからないのかも知れないですね。

でも(これも個人的な考え方ですが)、火の気のないところに煙は立たぬですからある意味因果関係はあるのでしょうね。実際、同じ毒を飲んで助かる人とそうでない人がいるわけですから。
身体にとって必要なミネラル・金属とそうでない物質。
かつての水銀などと同じようにアルミニウムもやはり害だと認識していることの方がいいと思われます。

いまやすべてにおいて自己責任、という感じですけど。

話を料理に戻しましょう。
このミョウバンは有名なレシピサイトなどにもきっちりとレシピ(つくり方・使い方)が載っています。
みなさん御用達みたいな感すらあります。

でも、
小さい子ども、それこそ筋肉や内臓の機能が未完成の子どもたちには避けたい物質であることには間違いありません。

なぜなら・・・身体から外に排出される物質と排出されない物資がこの世の中にはあるからです。
そして蓄積された物質の影響が出るのは大きくなってからです。
年齢を重ねてからです。

じわじわとボディブローのように効いてきているということになります。

ミョウバンと健康被害

さて、浄水施設で作られる水には塩素消毒がされています。
塩素自体の発ガン性などはまた別の機会にと思いますが。

それとは別に、汚れた水を凝集させるための凝集剤としてミョウバン(硫酸アルミニウム)が使われるている場合があります。これは塩素が加わると(当然、浄水施設では加わりますが)、アルミニウムが溶けやすい状態になるのだそうです。

さあ、あとはどこかで溶けたアルミニウムが体内な入る、ということになります。
神のみぞ知るの世界ですが、腎臓や肝臓に障害を及ぼすとも言われています。

もっともその影響が表面に出てくる人(発症する人)とそうでない人がいます。個体差があるのです。
いずれにしても、アルミニウムは重金属です。繰り返しますが水銀などと同じ重金属の仲間です。有害なミネラルなのです。

同じミネラルなのに、ですね。

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