シリカとは? 水晶のこと?二酸化ケイ素とも言われます

個人的な体験談ですが・・・小中学生の頃、田舎育ちでしたので山や川が遊び場としてのフィールドでした。
山にいくと削り取られた山肌のところどころに水晶が入った岩石を見つけることができたものです。小さな結晶(約1~2センチ程度)ですけど、見つけた時には本当にうれしかった思い出があります。

まさかそんな水晶と同じ成分がミネラルとして溶け込んでいるシリカ水とのご縁ができるとは、もちろん当時、夢にも思わなかったことでした。

水晶イメージ画像

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シリカ(二酸化ケイ素)について

シリカについての豆知識です。シリカとは、ひと言でいうなら二酸化ケイ素、もしくは二酸化ケイ素によって構成される物質の総称ということです。

ここではシリカという物質がどんな形で存在しているのか、という視点からのアプローチです。学者・研究的な世界からのご案内になりますので学術的なことは興味がない、という方は本ページは飛ばされることをお薦めいたします。

シリカの分類・・・結晶性と非結晶性がある

有名な単語として、石英というものがあります。これは結晶性のシリカになるそうです。と言われてもピンときませんね。

それならば、水晶といえば、どうでしょうか。ほとんどの人がピンとくるのではないでしょうか。
鉱物・鉱石としての水晶もですが、占いやパワーストーンといったものから「あー、あれね」とイメージが簡単にわくと思われます。

宝石とまではいかなくても、天然石という分野についてなら興味のあられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

結晶性のシリカの反対として非結晶性のものがあります。それは・・・シリカゲル(除湿剤として有名ですね)や生物の身体の中にあるシリカが非結晶性のものということになります。

シリカゲルならもう少し馴染みがあるかも知れません。

こうやってみてみると、意外なところに使われていたりするものです。

自然界のシリカと人体内のシリカという分け方もあります

自然界に存在するシリカは、非常に多いらしく地球上の表層の約6割の鉱物がシリカを含んでいるらしいです。砂そのものやガラスの原料となるような物質もシリカからできているのです。

ということは私たちが、知らない間に目にしたり、触ったりしているのではということが言えます。

では、人体内のシリカはどんな感じでしょう。
人体内のシリカは水溶性のシリカとして体内に存在しています。細胞壁、髪の毛、爪、骨、血管、関節などです。

こういった場所で、免疫力や肌の保湿、コラーゲンの生成、骨・爪・髪の生育などの影響を及ぼしていると言われています。

シリカ水の効果・効能と、その驚きのパワーとは?については別ページを参照してみてください。
いちばんの特徴は、成人そのものでは毎日10~40mgが消耗されるといわれていることです。

さらに体内ではつくられないということでもありますから、補充・摂取されない限りはどんどんなくなってしまう、ということでもあります。

シリカの意外な利用法は?

身近なところでは乾燥剤、消臭剤、研磨剤、他にも肥料や・・・タイヤの原料、光ファイバーの材料・・・などたくさんの使われ方をしています。

また、他にも医薬品や化粧品としても活用されているのです。
その吸水性からファウンデーション、乳液などにも使われています。いちばん身近だと歯磨き粉としての利用もあります。研磨剤としての機能ですね。

さらには食品添加物としても使われています。もちろん厚生労働省で認められているものです。

まとめ

こうしてみてくると、私たちが知らないだけで身の回りのいろんなものに利用させていることがうかがえます。本当にお世話になっている、という形です。

メーカーの製造部門や資材・原材料部門などにお勤めされている方々だと身近にとらえていらっしゃるのかも知れませんが、私たちはその恩恵にあずかっているという認識で十分だと思います。

私たちの身体にとっては大切な成分だということだけは認識しておきたいものです。

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