シリカ水はコンビニエンスストアで買えるの？メーカー側からの視点
身近なコンビニでシリカ水が買えたら非常に便利です。２４時間利用できるというのは、まさに自分専用の冷蔵庫を持っているようなものです。
人によっては、自宅の１階部分がコンビニだ、なんて方もいらっしゃると思います。まさに冷蔵庫感覚です。
サイト運営者の私も営業の途中や帰宅途中にコンビニは利用します。大手全国チェーンから地元のちょっとしたミニスーパー的なお店まで・・・
シリカ水をチェックしたりしていますが、なかなかコンビニには置いていないというのが実情ですね。
コンビニは限られた空間・スペースでいかに売れ筋の商品を高回転させるか、という使命があります。しかも収益（儲け）との関係も無視できません。
たぶんにコスト（原価）の高いシリカ水を、まだまだ普通のミネラルウォーターのようには認知されていない商品を定番として置くにはリスクがある、ということなのだと思います。
シリカ水を製造販売しているメーカーサイドとしての意見・考察です。そこはご了承ください。
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シリカ水を買えるコンビニエンスストアは？
セブンイレブンさん、ローソンさん、ファミリーマートさんといった大手コンビニでは見かけません。置いてあるミネラルウォーターそのものは、そのコンビニのＰＢ（プライベートブランド）がどうしてもメインの扱いとなっています。（当然、自社ブランドとして開発されておられるから利益率が高いはずです）
そして、ＰＢ商品とは別に陳列スペースが広いのは、大手飲料メーカーの有名なミネラルウォーターという形です。
売れ筋と利益率から判断するならば、そういった取扱いにならざるを得ないというのがコンビニの実情だと思います。
ズバリ、コンビニの中でシリカ水を取り扱っているのは、ナチュラルローソンさんだけかも知れません。
シリカ水そのものは南九州霧島山系のものが多く出回っていますから、九州など地域限定で置いている全国系以外のコンビニにはあったりします。メーカー側の見立てとしては、製造コストと採水地から販売地域まで（中堅となる地区・地域を含めて）の輸送コストがかかわってきます。間違いなく輸送コストが重くのしかかってくるというのが実情かな、という気がします。
デーリーヤマザキさんの系列で地域限定のコンビニ（福岡など）で見かけたことはあります。これは九州・霧島山系の採水地などで製造されたシリカ水が九州域内ということで輸送コストがそこまで負担増になっていないからこそできるパターンだと思われます。
少しずつ少しずつシリカ水という言葉が認知されてきてはいますが、まだまだ一般的な概念とまではなっていません。水・ミネラルウォーターの成分そのものにこだわるということも、普通の人はあまりありません。
（まだまだ）水は、ミネラルウォーターは、たかが水なのです。喉の渇きを潤してくれたらいい、というレベルの存在なのです。
ですから、コンビニの棚にシリカ水が並んでいるのを全国チェーンの大手コンビニでは見かけることはできない、というのが今の現実の姿だと思います。
シリカ水はドラッグストアで購入できるか？
今、少しずつ大手ドラッグストアなどにも入ってきているようです。２、３社ほどシリカ水を扱っている大手のドラッグストアもあるみたいです。
元々ドラッグストアは量販店、格安店というスタイルです。商品そのものが馴染まないのかもという思いはあります。たとえば、お店側が集客の目玉商品にしたり、期間限定の激安セールなどで仕入価格を下回るような販売価格で売ることがあるかも知れません。それだと、シリカ水のメーカー側としては困ることになったりもします。
別の見方をすれば・・・シリカ水を供給するメーカーサイドが値崩れを恐れて一般の流通経路にのせていない、ということがあるかも知れません。
この当たりの判断は難しいところですけど。
あと買えるとしたら、九州の道の駅？
シリカ水が九州の採水地からの商品が多いということは前述のとおりですが、自分たちの住んでいる地域のミネラルウォーターだということで地産地消的に、地元や近隣の道の駅などで売られていることがあります。
宮崎の道の駅をみて回ると、地元商品として置いてあるところもチラホラとお見かけします。たぶんに、個別的に道の駅側がシリカ水のメーカーと交渉しての結果だと思います。
実は弊社のシリカ水イノチの水も道の駅とまではいきませんが、地元の物産館的な販売店でお安く販売させていただいております。
お近くにおいでの節はどうぞお立ち寄りくださいませ。
シリカ水は、やはり通販での購入が主流！
輸送コストなどを考えるとメーカー側としては、卸→小売→消費者という流れで商品を流通させるよりも、直接お客さまに届けた方がメリットが大きいと判断してもおかしくはないと思います。
もう少しシリカ水そのものの知名度がアップして、広く一般的に出回るようになるには時間がかかると予想されます。
ということは、しばらくは通販での取扱いがメインとなってしまうのでしょうね。
まとめ（シリカ水メーカー側からのお願い）
（少し雑学的な話になりますが）
日本全国にコンビニエンスストアがいくつあると思いますか？
なんと、全国に約５万件ほどあります。ガソリンスタンド約３万件よりもずっと多いのです。
コンビニそのものは１９７０年前後に日本に上陸しました。その頃はまだ（現在のように）スーパーマーケットや大型ディスカウントショップ、大型のショッピングモール ・・・など（今ほどの）流通戦争とまではいかない時代でした。
昔は、コンビニのマーケットとしては人口１万５千人以上でコンビニ店が１店舗成り立つかどうか、というようなことがいわれていました。
それが今では・・・
人口１万人規模の地方の田舎町でも大手コンビニチェーンが２つも３つも存在している時代になっています。
高齢化・少子化とあいまっての人口動態もさることながら、これまでの地方のお店やスーパーの代わりに必要な（社会的）インフラという感じさえするようになっています。
もちろん、コンビニの１日の来店客数はどんどん増える時代ではなくなってきているはずですね。
となると、ただでさえ狭いスペースですから、そこに回転率のいい商品だけを並べて（売れ筋の商品メインで）収益を確保していかなくてはなりません。
死筋商品＝売れない商品はすぐに棚から消えていきます。
当然、メジャーな大手メーカーのブランドだけが棚に、しかも定番のモノが並ぶ、ということになりますね。非常にシビアな世界です。
そんな中に、もしシリカ水イノチの水が並ぶような時代がきたら本当にうれしい限りだと思います。シリカ水を供給しているメーカー側からの夢でもありますが、もしお店に並べてみたいというようなお声がありましたら、どうぞ遠慮なくおっしゃってください。いっしょに進んでいけたらと思っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
