髪の毛や地肌には何となく油がいいのでは?と思ってしまいます

歌人、与謝野晶子の歌に「・・・櫛にながるる黒髪の・・・」というフレーズがあります。

国語は苦手でしたが、不思議なことにこのフレーズの部分だけは覚えていました。どうも日本人というのは(特に古いタイプの私のような人間は)、黒髪というものに良い印象を持っているようです。

その子二十 櫛にながるる 黒髪の おごりの春の うつくしきかな

【出典:みだれ髪 与謝野晶子】

黒髪イメージ画像

この黒髪には、たぶんに油がいいのではないか?(特にメジャーなものは椿油ですけど)と思ってしまいます。どうも私は昔の人間なものですから。

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身近な体験から・・・昔の人は髪の毛に、こまめに油をつけて手入れをしていたという記憶があります!

自分の祖母やご近所のお年寄りのおばあちゃんという人たちを小さい頃に身近でみてきた記憶からの考察です。
昔は今ほど髪などにつける化粧品やヘアケア商品が豊富にあった時代ではありません。ただ、昔からの生活の知恵的なことで髪の手入れをするのが当たり前でした。

日本人は、日本の女性は(それこそ昔は)日本髪を結っていました。今だと結婚式の時の髪型や舞妓さん・芸者さんをイメージできるかと思います。まさに黒髪です。
濡れたようにしっとりとしたのが印象的な世界でした。(もちろん今でもそうですけど)

あと話題になるとしたら、白髪かそうでないか、という話です。若いうちから白髪がある人と、歳を重ねてからも(おばあちゃんになってからも)つややかな黒髪のままか、という違いです。

その時によーく耳にしていたのが・・・

「あの人は若い時からずっと、ちゃんと髪の手入れをしていらっしゃるから
今でも黒髪のままで白髪もないのよ」といった話です。

親戚の間での会話だけでなく、どこに行ってもその手の話を聞いたものです。たぶんに、これは事実だったのだと思います。今でも椿油は市販されています。
もちろん、反対に椿油が効かない、効果がない、という方もいらっしゃるかと思います。体質的なものもあるでしょうし、愛用している期間的なものが体質改善に至るまでにはちょっと短かったりしたのかも知れません。

まあ、(いつも言っていますが)薬にしても効く人・効かない人・副作用のでる人、いろいろといらっしゃるのが現実世界ですから。

髪の毛や地肌に対しては、油(椿油など)がいいのでは、そしてちゃんと手入れをすることがプラスになるのでは、ということは間違いないことなのかも知れません。もちろんそれを実感・実践するのは自分自身ということになりますが。

私的な話ですいません。身近に(明治生まれの)祖母を見てきた自分には髪にいつも油をつけていた姿を見ていました。不思議と、白髪がないのです。髪も薄くなることなくしっかりとしていたのを覚えています。

次は髪の毛について体験的なことからのもう一つのアプローチです。

お相撲さんの髪の毛は真っ黒で・・・お相撲さんは(まげを結う時)髪(髷・まげ)に油をつけて大銀杏を結います!

鬢付け(びんつけ)油という専用の油

お相撲さんイメージ画像

髷(まげ)を結う時は、鬢付け(びんつけ)油をつけて髷を結います。
(すき油という製品名で売られていたりします)
※一般の人でも購入できますし、使うことができますが・・・お薦めしません!

まあ、(相撲界への入門を考えるような人以外は)実際に試してみようか、とは考えないかと思いますが
このびんつけ油を落とす時にはシャンプーが丸々1本必要なくらいだそうです!

年6場所の本場所中には、縁起をかついで髭(ひげ)を剃らなかったり、髪を洗わなかったりすると聞いたりもします。つまり、お相撲さんの髪には、つねに「油」がついているのです

あなたもお相撲さんをテレビなどで見たことがあると思います。激しい稽古や年齢から髪の毛が薄くなっているお相撲さんも時々はいますが・・・
白髪のお相撲さんというのは、あまり見かけません。白髪になる前に引退するからかも知れませんが。
まあ、不思議です。一人くらいは・・・・

髪のためには油がいいのでは?!と思ってしまいます。
昔の日本女性(黒髪)が髪に油をつけていたように(日本髪を結う時にこまめに油をつけていたように)
髪と油は相性がいいのでは?ないでしょうか

身体にいい油と言えば、バーユ(馬油)?

※もちろんサラダ油やオリーブオイルのような食用のものを除いての話です。

バーユ(馬油)というのを聞いたことはありませんか?

シミが薄くなったり、目立たなくなったり、傷口がはやく治ったり・・・という話を聞いたことがありませんか。

一部では、万能薬的に使われているそうです。馬の脂分ですから人間に身体に悪いはずはありません。
(前述しましたが、薬でさえ副作用のあるものがあります。何といっても化学物質ですから)

※ただ、(日本では)薬事法という法律がありますから効果・効能を正式に堂々とは表現できません。これ以上は誤解されるような表現は差し控えますが・・・バーユ(馬油)が身体にいいというのは(シミなどにお悩みの方には)お試しの価値ありかも知れません。

もしバーユ(馬油)をお求めになる時には(当然)天然100%のモノ、化学物質が入っていないモノを選ばれることをお薦めいたします。

バーユは皮膚の弱い赤ちゃんにお薦めです

これは体験的なものからの情報です。私も娘もアトピー・アレルギー体質です。孫娘が誕生しましたが、いつ何どきそのアトピー・アレルギー体質が発症するかという不安もあります。

赤ちゃんですから汗をかいたり、おむつや排泄物でかぶれたりします。そんな時に重宝するのがバーユ(馬油)です。
病院の薬や市販の薬はどうしても化学薬品ですから化学物質が入っています。どんなに成分が弱いといっても、防腐剤が入っていたりするのも事実です。

市販の薬などを利用するくらいなら、バーユがお薦めです。孫娘は何らかの影響でかぶれたり、皮膚が赤くなったりした時などに、また時々はお風呂あがりのベビーローションの代わりにバーユを使用しています。特にひどくなったり、悪化したりということもありませんしアトピー・アレルギーが出るわけでもありません。順調に成長してくれていることから判断すると、まあ「まさに天然のもの」ですから安心です、ということだけは間違いなく言えるかと思います。

※CMするわけではありませんが、孫娘にはベビーバーユマドンナというバーユを使っているようです。(ベビー専用馬油、マドンナ?)

さて、次は面白い実験です。まさに(まだ実験途上ですがの)体験記です

髪のつける油の体験記、実験してみました(実験途上ですが)、髪の毛に油がいいのか?・・・ひまし油がいい?

あくまでも個人の感想です、という感じでお読みください。しかも実験途上、途中です。

バーユ(馬油)が皮膚にいいように、ひまし油が髪(髪の毛、地肌)にいいと言われていますが・・・

ひまし油とは?についての詳しい説明はこちらを参照ください。⇒ ひまし油とは?

ひまし油イメージ画像

これで960mlのひまし油です。アマゾン等で購入できます。約2,900円でした。大きさ的には500mlのペットボトルよりも大きいですが、半分くらいのサイズも市販されているようです。

ひまし油イメージ画像

一年くらいは十分に使えそうです。(一年もったら1日当たり7、8円です)・・・でも、後悔しました(苦笑)

油は酸化(劣化)するのです。普通の食用油を使う時を考えてみてください。揚げ物などをしたり、サラダオイル的に使用する場合など、(封を開けてから)古くなった油を使うことはあまりしませんね。同じ発想をするならば、少量のひまし油を購入すべきでした。

毎日毎日、ベットリとつけるわけではありませんし、そんなに簡単にはなくならないですね。

こんな感じの量を右手の指に適量ずつ付けて、薄くなった髪の地肌にすりこんでいます!

最後、手にベトベトになった状態で、ジェル等の整髪料をつけるような感じで髪全体につけています。まあ、整髪料の代用品にはなるのかな、という感じはあります。

ただ、匂います。いえ、臭います。

ひまし油イメージ画像

ひまし油、お薦めの使い方

何といっても植物性の油です。料理用のサラダ油をイメージしてもらえるとピンときますけど、やはり微量ながら匂い(臭い)があります。それで・・・

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.まずはお風呂に入った時、最初に・・・
髪の地肌や髪の毛にすりこんで、マッサージをしましょう。

.その後、しばらくそのままにします。
身体を温めたり身体を洗ったりして、髪の部分はそのままにしておきます。

.最後にシャンプーして洗い流します。これでスッキリです。
あと1つ、休日などでの面白い使用方法もご紹介します。

もし休日などで、ずっと自宅にいて誰にも会わないという時には・・・

朝、髪の地肌や髪の毛にすりこんだ後、夕方入浴するまでずっとそのままにしておく、という手もあります。
人間の鼻と臭覚は鈍感ですから微量の匂い等は慣れたら気になりませんと思うのですが・・・行動的・活動的な若い方には無理かも知れませんね。

繰り返しますが、ひまし油はアマゾンなどの通販サイトで購入できます。髪にいいと言われる高級シャンプーよりもずっとお安くお得だと思います。

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もし、ひまし油をお求めになる時には、(当然)天然モノにしてください。ヘキサンフリーという化学物質が含まれていないものをお薦めいたします。

ひまし油について別ページにて(もう少し)詳しくご案内いたしております。⇒ ひまし油とは?

まとめ・・・

もし、髪が痛んでいるなぁ、とか最近パサパサしてきたような気がする、というような時は化粧品やヘアケア商品として市場に出回っている化学物質メインの商品ではなくて、天然成分由来の「油」を試してみられてはいかがでしょうか。

私は(個人的な体験談ですが)、椿油は使ったことはありません。ひまし油は現在進行形で使用しています。どうなの?という検証結果がでるまでには(まだ日が浅くて)長期間の使用結果をご報告できるまでには至っておりません。

当サイト内のブログ等にて逐次ご報告できたらとは思っております。ご期待ください。
ただ、これまでの人生での体験(身近で見たり聞いたりした世界)からは、伝統的なものを含めて油が髪や地肌にプラスなのではないか、と思っております。

※私は、アトピー・アレルギー体質ですから化学物質的なものについては可能な限り避けたいという思いがあります。決して、最近の化粧品・シャンプーなどのヘアケア商品を否定するものではありません。そこだけは十分にご理解ください。

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